Hitlabelでは、特色インキ(DIC/PANTONE)でのシール印刷も承っております。
CMYKで表現できないお客様こだわりの色をしっかりと表現し、印刷いたします。

特色インキとは

CMYKカラーでは再現できない色を表現するため、特別に調合した単色インキのこと。例えば金・銀、蛍光色、メタリックカラー、パール、パステルカラーなど。特別に調合することで、本来の美しい色みを出すことができ、安定した色の出力が可能となります。

職人が調合する特色インキ

弊社では、自動調色機で色見本を読み取り、特色インキを調合しています。そのインキを、最終的には職人の手によってお客様が希望する色に限りなく近づけて再現していきます。

特色の指定方法

DICまたはPANTONEカラーガイドをもとに、ご希望のカラーチップ番号をお教えください。もしくは、「色見本」となる現物支給をお願いします。現物はシール以外にも、チラシや商品パッケージなどでも可能ですが印刷する材質によって、若干の色の誤差が生じますので、その点についてもあらかじめご了承ください。※支給いただいた現物については、原則返却いたしません。

特色印刷で注意したい3つのポイント

印刷環境による色の違い

色は印刷時の気温・湿度・環境・機械等の影響を受けやすく、シール・ステッカーに限らず全ての印刷物で、100%同じ色を再現することは不可能と言われています。また、DICやPANTONEでは、第1版、第2版...と見本帳も常に刷新されており、同じカラーチップ番号でも第1版と第2版では微妙に異なる、などといったことがあります。このように、今お手持ちの色とこれから印刷する色にはわずかながら違いが出てしまうということをご理解ください。

材質による色の違い

印刷する材質によっても色の出方が変わります。例えば、表面がコーティングされていない「上質紙」「和紙」(非コート紙)は、コーティングされていない分、通常よりも色が沈む(発色が暗めになる)傾向にあります。対して「ミラーコート」や「アート紙」(コート紙)では、色の沈みもほぼなくキレイに再現されます。DICやPANTONEのカラーチップはコート紙で印刷されているため、材質がコート紙であればあまり問題はありませんが、非コート紙の材質を検討されている場合は、ご注意ください。

印刷機の違い

WEB上でご注文いただける商品はオンデマンド印刷機にてCMYKカラー印刷しています。特色印刷は「樹脂凸版印刷機」にて行っており、 印刷構造上、金額の試算方法がオンデマンド印刷機と異なるため「無料お見積り」よりご依頼いただく必要があります。※オンデマンド印刷機でのご注文の場合、ご入稿データで特色インク指定となっていても、CMYKカラーに変換されます。あらかじめご了承ください。

思い描く「色」により近づけるためには
「本機本紙校正」を

上記のような理由で、どうしても色の誤差が出てしまうため、事前に確認したいお客様には「本機本紙校正」をご提案しております。
本番で使用する材質・印刷機・インキで印刷したサンプルをご確認いただくことで、お客様と弊社との間で色の差異をなくすことができます。
ぜひご検討ください。
※本機本紙校正を行う場合、通常よりも納期が必要となります。お急ぎの場合はご相談ください。